つまりは、 プログラミング言語を学ぶ人間は、大きなアドバンテージを持つ ことになると考えられます。 よって、子供たちにとっても早いうちからプログラミング言語を学ぶことは大切なこととなります。 しかし、種類が多すぎて一体何からはじめれば良いのかわからないというママも多いのではないでしょうか。
そこで、今回は数百種類もあるといわれているプログラミング言語のなかから、多くの現場で採用されていている主流なものをいくつかピックアップしてご紹介します。
歴史が長く広く使用されているC言語
C言語
は、1970年代に誕生したた
歴史の長いプログラミング言語です。
誕生より年数が経っていますが、いまだに広く愛されている
汎用的ですぐれた言語です。
OS(たとえばWindowsなどのオペレーティングシステム)に依存しないため、プログラムの移植性が高く、さらに豊富なデータ型を持ち、さまざまな演算子使用が可能なため
構造化プログラミングに最適という特長があります。
記述の自由性が高く、開発環境も豊富で好むユーザも多いため、誕生から40年近く経ったいまもなお、
根強い人気を誇っています。
軽い動作、少ないリソースでの動作など、
さまざまな環境で使用が可能というメリットもあります。
C言語は広く世界に普及し、そこから派生したり影響を受けた言語が多く存在します。
そのため、C言語を習得しておくことで
多言語の学習が容易になる
というメリットがあります。
これまでもC言語に関する書籍が多く出版されており、また開発環境の入手が容易であるため、プログラミング学習として非常に適しています。
用途は広く、さまざまな業界で使用されていますが、特に機械制御分野で活躍しています。また研究機関や学習用言語としても好まれる
使用機会、使用頻度の高い言語です。
さまざまな環境で活躍するJava
Java
は、サン・マイクロシステムズという企業から誕生したプログラミング言語で、誕生以来、
世界で広く使用
されており、パソコン上でもJava環境がないために動作しないwebサイトやプログラムなどがたくさんあります。
セキュリティーの高さ、開発の容易さ、汎用性の高さなどが、Javaの特筆すべき特長です。
Android(スマートフォン)上で動くアプリや、Web上で動くアプリをはじめとし、ゲームの開発、銀行のオンラインバンクシステム、コンピュータグラフィックスなどの多くがJavaを使って開発されています。
OS(オペレーションシステム:例えばWindowsなど)に依存しないので、
さまざまな環境で使用されています。
Javaはオブジェクト指向言語
と呼ばれる言語であり、
開発の効率がよく、保守性が高いことも特徴です。
C言語同様、多くの人に使用され広く普及しているため、
学習しやすい言語といえます。
ただし、
開発環境がやや複雑なため、学習のための準備に多少手間がかかるかもしれません。
インターネット業界で愛されるJava Script
Java Script
は、プログラマーのブレンダン・アイク氏が開発したプログラミング言語です。
Java Scriptは、Javaと関係がありそうな名前ですが、
まったく別の言語です。
Java Scriptは、
Webページ上のHTML(Webサイト制作の基本となる言語)に埋め込むことができるため、
webページにさまざまな機能をのせることができます。
Java Scriptは、対応したブラウザ(internet explorerやMicrosoft Edge、google chromeなど)さえあれば、実行することが可能です。
1996年にInternet Explorerで採用されて以来、世界中に広まりました。各ブラウザーで互換性が確保されると、
GoogleやAmazonなどの大手企業でも採用される
ようになります。
開発環境の構築が不要なため、学習開始が容易で、文法も比較的優しいため、修得にそれほどの労力は不要であると考えられます。
Java Scriptは、WebブラウザとWebサイトとのやり取りに使われる言語であるため、
インターネット関連の業界で広く通用します。
Webサービスを実施する企業であれば必ず役に立つ言語で、
Webの世界では「共通語」としての高い需要があります。
AI(人工知能)に強いPython
日本ではRuby人気が高いですが、欧米を中心に、
Pythonは様々なアプリケーションで利用されています。
Pythonは、オランダ生まれのプログラミング言語で、
読みやすいコードの記述が可能で、Webシステム開発などに好まれて使用されています。
PythonにはAI(人工知能)に関する環境が整っており、機械学習など人工知能関連の開発に利用されることも多くなっていますが、用途は、webサービスの開発、機械学習の研究、教育目的など幅広く、したがって
使用する業界もさまざまです。
今後は特に人工知能の開発分野などで発展していく言語といえるでしょう。
また、ライブラリというプログラム開発上での必要機能が豊富であるため、
プログラム作成が比較的容易です。
さらにコードもシンプルで、読みやすいこともあり
学習しやすい言語
であると言えるでしょう。
いまの世界ではトップクラス、日本でも急激に人気が高まっている
注目の言語です。
日本人による世界中から愛される言語Ruby
Rubyとは日本人が開発したオブジェクト指向のスクリプト言語です。
シンプルな使いやすさと開発効率が良い言語であるため、世界中に熱心な信奉者がいます。
Engine YardやPaaS環境で採用されたことから、人気の高い言語と位置づけられています。
Ruby on RailsというRubyという
スクリプト言語を動かすためのWebフレームワーク(プログラム開発のための環境)があり、このRuby on Railsを使用することによって、Web上で動作するアプリケーションを、Rubyで作成することが容易になります。
Rubyは、プログラマーが言語の仕様変更を行うことができるなどの柔軟性を持っているのが特長で、さまざまなWebシステム開発に使われており、特に
ビッグデータの取り扱いに優れていると言われています。
人気がある言語なので書籍も豊富で、また日本語の学習サイトも充実しています。
言語的にもわかりやすいと言われており、学習するのに適しているでしょう。
データベースとの連携が得意なPHP
PHPは、Java Scriptと同じくHTMLへの埋め込みが可能なスクリプト言語です。
クライアント側とサーバー側で行われるインターネット上のやり取りで、Java Scriptはクライアントサイトで動作する一方、
PHPはサーバー側で動作するという違いがあります。
したがって、Java Scriptは知識さえあれば、どのようなコードが実行されたのかを調べることができますが、
PHPの場合は、クライアント側はスクリプトの実行結果のみを受け取ることとなるため、動作結果を知ることができません。
またPHPは、データベースと連携した動作を得意とするため、クライアント側から収集した情報をデータベースに保存する用途などに使われることが多いです。
例えば会員登録するためにブラウザから入力した情報がPHPを用いてデータベースに格納されると考えると分かりやすいでしょう。
学習するにあたっては、サーバー側とクライアント側の環境が必要となるため、多少の手間がかかります。
文法的にはそれほど難しくないので、修得するのは比較的容易でしょう。
Mac OSやiOSのメインストリームSwift
Swiftとは、対象OSをMacOSとiOSとするアプリ開発のためのプログラミング言語です。 対象OSをMacOSとiOSとするアプリとは、iPhoneやiPadなどの端末で使えるアプリ、もしくはMacパソコン向けのアプリを指します。 これまでiOSやMac向けのアプリ開発では、Objective-Cが使われてきました。 現在でもObjective-Cは使えるのですが、Swiftは新たに登場したObjective-cに取って替わるであろう言語と言えます。 というのも、ほかの言語と比べると、同じような動作をさせる場合でも、 記述するコードが非常に少なくコーディングが簡単になることに加え、実行速度も高速であるため、取得するのも容易でしょう。 ただし、環境を作るためにはApple社のMacなどを用意する必要があります。 スマホアプリを開発する企業など、iOS上で動作するアプリなどを開発する企業で多用される言語と言えます。
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